日本文化と
その心に触れる

愛知県名古屋市中区、駅前の喧騒を離れた一角にて、隠れ家のようにひっそりと店を構える日本料理の名店「重きよ(しげきよ)」は、昭和38年の創業以来、皆様に伝統的な会席料理をご提供しております。四季折々の食材を活かした季節ものの料理、それを彩る器と繊細な盛り付け、そして日本の侘び寂びを体現した店内のしつらえ。それら全てに抜かり無く、皆様を心よりおもてなししております。接待をはじめ、記念日や顔合わせ、長寿といったお祝い事や法事の会食など、様々な場面で重きよならではの趣深い季節感をお愉しみいただければ幸いです。

修業から学んだこと
それは「誠実さ」

修業先の師匠から教えられたもの。それは、「料理人にとって必要なのは誠実さである」という事でした。そこには「本当の美味しさを追い求める探究心を忘れてはならない(美味求真)」という先代の想いも込められています。お店を引き継ぐにあたり、その教えのもと、食材だけでなく美術館で絵画を鑑賞するなど様々な経験を経て見る目を養い、同時に日本料理に欠かせない“心配り”を学んで参りました。当主となった今でも、その教えは私の中に息づいております。

美味しいものとは
料理と器のバランス

料理

人を感動させる美味しさを生むのは、料理と器のバランス。すなわち「器ありきの料理、料理ありきの器」と考えております。料理と器が一体になってこそ、一つの作品とも言える当店の一皿が出来上がるのです。季節ごとに変化する料理と共に器を変え、新たな逸品をご提供していきます。

季節の訪れを
教えてくれる
食材たち

会席料理において、四季の美しさを体感できる食材は大切なものです。そのため、全国各地の国産野菜、愛知や松阪産のお肉、地元で獲れた鮮魚など、当店で扱う食材は店主自ら市場に足を運び、その時々の旬に合わせて厳選して仕入れております。心に響く豊かな逸品から、季節の訪れを感じていただければ幸いです。

しつらえから感じる
日本の侘び寂び

しつらえ

「重きよ」を作り上げるのは、料理だけではございません。それを愉しむ器や空間も揃ってこそ、初めて完成するのです。季節に合わせて、器はもちろん、掛け軸や調度品などを変えるのもそれ故。随所に取り入れた、日本の侘び寂びとも言える優雅な和の趣をどうぞご堪能ください。

器と空間と

器

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